子どもを”まるごと”育てる保育

「健やかでたくましい体をつくり
かしこく心やさしい清らかで
豊かな感性をもつ子どもに育つように」

 人間形成の基礎となる乳幼児期、何を大切にして子供を大切にして子どもを育てらよいのでしょうか。今の社会を見るとあまりにもさまざまな物(食品を含めて)の氾濫と情報で、子どもにとって何がよいのか選択に困るのではないかと思います。当園では食生活をはじめ衣類、生活習慣、身体の発達のこと、テレビ、ゲームやメディアの問題、早期英才教育の問題など見直して、子供がより良い生活が出来て、豊かな発達が支援できるよう、保護者の皆さまと共に学び合いながら保育、子育てを進め実践しております。子供たちに最高の褒め言葉と愛情を注げればと願っております。

サティ子ども園の教育・保育方針

今、子どもたちが、すくすくと育ちにくくなっています。
幼児期だからこそ、“育ち”をみつめましょう。

  • 健康な身体に育てる
  • 人間の土台であるからだの育ちを重視する
  • それぞれの子どもが、自分らしさを出しながら、
    励ましあい、支えあう集団に育てる
  • 子どもの感性を豊かにし、文化のかおり高い環境を創り出していく
  • 心身にハンディのある子どもについては、
    より手厚い保育を、家庭とともに実践し
    不自由さを早期に取り除く努力をする
  • 働く家庭を支えるために、保育時間など相談に乗り、
    働く保育者の立場も考えてもらいながら、
    お互い節度ある支え合いのシステムの中で育っていく

年齢別保育課題

0歳児(にじ組)

気持ちいいがはじめの一歩 
~人間として育つ基礎のできるとき~

  • 離乳食を丁寧に与えていく
  • 良く食べて、良く動いて、良く眠る生活をさせる
  • 視線をしっかり合わせて、良く語りかけ、大人の温もりある関係を作る
  • 太陽の下で、砂・泥・水遊びを十分させる
  • 這い這いを十分にさせ、全身が良く動くようにさせる
  • 手の働きを育てる遊具を十分に用意する

1歳児(空組)

探索活動を保障し、ゆっくりと応答し、言葉を育てていく

  • 良く食べ、良く動いて、良く話して、良く眠る生活をさせる
  • スプーンを使って食事ができるようにさせることを手始めとして、道具を使える手にしていく
  • 砂・泥・水遊びをたっぷりさせる
  • 頭からシャワーをかけても嫌がらないようにさせる
  • うんと歩かせて、しっかりとした太腿を育てる
  • 基本のリズムを十分にさせ、身体の隅々まで動かし、意欲的やれるようにする
  • 保育士が仲立ちになって友達と遊べるようにしていく
  • 身辺自立(自分の、自分でやれる)の初めを育てる。パンツをはいたり脱いだり、シャツを脱いだり出来るようにしていく

2歳児(海組)

自我を十分出させながら、生活のルールに乗せていく時期。
手の働きがよくなり、言葉で伝えようとすることができるようになる

  • 箸を使って食事が出来るようにする
  • 万遍なく、何でも食べれる子どもにする
  • 良く遊んで、良く話して、良く眠れる子どもにする
  • 一人で衣服の着脱が出来るようにする
  • 排泄・排便を自立させる
  • 砂・泥・水遊びを友達と楽しくやれるようにする
  • 保育士が仲立ちになって、友達とやり取りをして遊べるようにする
  • 簡単なお手伝いを喜んでするように促す
  • 折り紙、粘土やはさみなど、手を使っての遊びも増やしていく
  • 水遊びに慣れさせていく。(シャワーを頭からかけてもいやがらないように。)
  • 読み聞かせや歌を楽しむように

3歳児(星組)

子どもの自己主張強くなる時期です。
大人の毅然とした態度の中で十分活動させます

  • 何でも食べられる子に
  • 良く食べて、良く動いて、良く眠る生活をさせる
  • 身辺自立がほとんどできるように
  • 自分たちで考えて、友達とごっこ遊びができるように
  • 教諭のお手伝いができるように
  • 散歩に出かけ視野が広がるように
  • 基本のリズム(スキップ)ができるように
  • 読み聞かせを十分楽しむように
  • 箸を使って食事ができるように

4歳児(月組)

話し言葉がほぼ完成し、
ルールのある集団遊びができるようになる時期です

  • 跳ぶ・走る・投げる・引く・押すぶらさがるなどの全身運動を高める
  • 切ること・折ること・作ることの作業を増やす
  • スキップを完成させる
  • 水に浮くこと、面かぶりで泳げることができるように
  • 友達を助けたり、話し合って遊べるように
  • 長い紙芝居・お話をよく聴けるように
  • 正しいメロディーがとれ、歌が大好きになるように

年長児(たいよう組)

全身を使った運動がしなやかに、
細やかに、力強くでき、感情も豊かに育つ

  • 二拍子、三拍子、四拍子のリズムをからだでとれるように
  • 跳び箱が跳べるように。(開脚跳び)
  • 鉄棒の逆上がりができるようになる
  • 登り棒が登れる
  • 縄跳びができる
  • こまが回せる
  • 側転ができる
  • 竹踊りができる
  • 泳ぐことができる
  • 就学前段階の身辺自立をさせる
  • 手仕事をたくさんさせ、器用な手の土台を育てる
  • 雑巾縫い、布巾縫い、袋縫い、粘土、人形づくり、折り紙など
  • 語り聞かせ、読み聞かせを楽しく聴ける子どもに
  • 自分の課題にひるまず・臆せず・投げ出さず取り組む子どもに
  • 困ったときは大人にはっきり言えるような子どもに
  • 友達と教えあい、助け合いながら課題を克服していく子どもに
  • 歌の意味をわかりあいながら、楽しく歌える子どもに